読み物

カラダ会議:ドクター編

不妊治療 体外受精専門

妊娠・出産のこれまでと、これから

人の卵子はそれ自体が人となりうる能力を有しています。これを全能性と言います。ただし、この能力を発揮するためには、そこに精子を取り込まなければならないという絶対的な条件が必要になります。卵子と精子の出会い、これが受精です。卵子は精子との出会いを求めて排卵され、精子は卵子を求めて熾烈な生存競争を繰り広げます。
大きなスケールで、受精はどのような確率で起きるのでしょう。現在、世界の人口は約70億人です。仮に男女比を1:1とした場合、女性の胎児期に作られた700万分の1の卵子と、2兆(男性が生涯にわたって放出する精子を約2兆と想定)分の1の精子と受精して赤ちゃんが誕生します。全ては偶然で、奇跡です。かけがえのない命この世に生を受けて誕生したこと自体が奇跡の出来事です。
また、女性の体自体も、ずっと昔からさほど変わっていません。1000年ごろに記された「源氏物語」や、大奥のあった江戸時代は、30歳を超えた女性が殿の子どもを産むことはご法度とされていました。昔の出産は命がけで、出産の過程で亡くなるリスクもあったからです。しかし現代では医療の発達で、妊娠・出産により命を落とすことはほとんどなくなりました。更に体外受精治療(高度生殖医療)が広まり、これまで自然妊娠が難しかった方も子どもを授かる可能性が拡がってきました。
高度生殖医療は、日進月歩です。学校・家庭やマスコミなどを通じて、若いうちから妊娠・不妊について正しい知識を身に付けてほしいと思います。

医療法人IVF詠田クリニック

診療時間 〈完全予約制〉
※「初診予約受付日」は、お電話かHPでご確認ください。
平日09:00~13:00/15:00~17:00
水金09:00~13:00/午後休診
土曜09:00~14:00
(日曜・祝日は休診日)
092-735-6610(不妊治療予約)
住所 〒810-0001 福岡市中央区天神1-12-1
日之出福岡ビル6階
TEL 092-738-7711

院長 詠田 由美 先生 (ながた ゆみ)

医学博士(産婦人科学、生殖生理)、日本生殖医学会生殖医療指導医、日本産科婦人科学会認定医、アメリカ生殖医学会生殖外科認定医
1980年福岡大学医学部卒。その後産婦人科学、生殖内分泌学、内視鏡手術を学ぶ。
1989年より福岡大学医学部で体外受精研究を始め、1995年より福岡大学病院不妊治療グループチーフ(福岡大学医学部講師)となり、日本産婦人科内視鏡学会シンポジスト、日本受精着床学会シンポジスト、アメリカ生殖医学会発表ならびに座長などを経て、1999年4月IVF詠田クリニックを天神に開業。福岡大学医学部臨床教授、熊本大学医学部非常勤講師。

情報提供元
所在地

情報提供元
所在地
TEL