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カラダ会議:ドクター編

産婦人科

だれにでも訪れる更年期(治療法) 多彩な症状にあわせた治療法が大切です

一般に「更年期」とは、閉経の前後5年間を言います。日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが、早い人では40歳台前半で閉経を迎える人もいます。症状としては、ほてりやのぼせ、肩こり、めまい・イライラ、残尿感などが代表的なものですが、いずれも他の病気によるものでないことが確認できたら次のような治療を行います。

ホルモン補充療法(HRT)

更年期障害の主な原因であるエルトロゲンの低下を補う治療法です。ほてり・のぼせ・発汗など血管運動神経症状に特に有効です。ただし、エストロゲン単独では子宮内膜増殖症のリスクが上昇するため、黄体ホルモンを併用します。用いるホルモン剤には内服薬・貼り薬などがあり、投与法もさまざまです。HRTに関しては、ま傾向にありましたが、最近では、更年期にHRTを開始した人は心臓・血管の病気や骨粗鬆症などの疾患が予防できるという利点があり、見直されはじめています。

漢方薬

漢方薬は全体的な心と体のバランスの乱れを回復させる働きを持ちます。多様な症状を訴える方に対しては、婦人科三大処方とも呼ばれる当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸を中心に処方します。

眠剤・向精神薬

精神症状が漢方で改善しない場合には、抗うつ薬・抗不安薬・短時間作用型眠剤などを一時的に使用します。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)などの新規抗うつ薬は副作用も少なく、血管の拡張と放熱に関係する症状にも有効であることが知られています。

青葉レディースクリニック

http://aoba-ladies.jp
診療時間 〈予約制〉
※初診の受付は17時まで
平日09:30~12:00/15:00~18:00
土曜09:30~12:00/15:00~18:00
(日曜・祝日は休診日)
住所 〒813-0036
福岡市東区若宮5-18-21
TEL 092-663-8103

院長 小松 一 (こまつ はじめ)

((社)日本産科婦人科学会産婦人科専門医
平成7年3月 九州大学医学部卒業。
九州大学病院周産母子センター母性胎児部門、北九州市立医療センター産婦人科、九州厚生年金病院(現、九州病院)産婦人科などを経て、2007年5月 青葉レディースクリニックを開設。家族が泊まれる特別室を併設。2012年8月には マタニティヨガ、離乳食教室、母親教室を開始。患者さまとの対話を重視し、安心・安全でしっかりとした診療のご提供を第一として、末永く地域のみなさまに愛される病院を目指

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